旨いメシと雑記Log

〜グルメメインの雑記ブログ〜

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

【食品メーカー営業の裏話】入社後のギャップ解説

f:id:kazuki-iroiro:20200510161438j:plain



どうもかずーきです!!(@kazuuuuuuuukin)

割とホワイトな食品メーカーでぬるっと営業一筋なアラサーリーマンです!

今回は

『就活』『転職』

といったテーマで記事を書きます。笑

食品メーカー営業現役のため"営業視点"で生の声をお届けできればと思います。

1本目の記事としては新卒説明会に参加したときに最も受ける質問、

『入社前と後のギャップはなんですか?』

これについて語っていきます!

管理人について

f:id:kazuki-iroiro:20200111191720p:plain
まず私が現職でどのような仕事をしているのか解説します。

某食品メーカーにて営業をしており、主にスーパーなどの小売店を担当しております。

主に取り扱う製品は『家庭用製品』といったもので、言葉の通り家庭で消費される食品を指します。

お菓子や調味料、飲料など扱うカテゴリーはメーカーによって異なります。

スーパーへの営業というと、"お店に直接行って店長と商談をするイメージ"を描くかもしれませんが、基本的にはスーパーの本部に対して商談をします。

大きいスーパーは店舗数が多く、基本的には本部で決定したことがそれぞれのお店に落とし込まれます。

ただし正確には食品メーカーとスーパーの間には食品商社(ベンダー・食品卸)を介しているため、食品商社とやり取りすることも多いです。

少しややこしい点ではありますが主な得意先としては、『食品商社』と『小売業』という2つの業種となります。

この点に関してはまた別記事で解説できればと思います。

就活時とのギャップ

f:id:kazuki-iroiro:20200510161950j:plain
それでは早速、入社前と入社後のギャップを解説していきます。

ただし食品メーカーといっても一括りではないので、あくまで一例と思って頂ければと思います。

就活や転職で食品メーカーを検討している方の参考になれば幸いです。

ギャップとしてパッと思い浮かんだことは4つです!

【入社後のギャップ】①泥臭い”力仕事”が多い
②飛び込み営業は少ない
③驚くほど理不尽なことがある
④マーケティングは一握り
それぞれ解説していきます。


①泥臭い力仕事が多い

f:id:kazuki-iroiro:20200510162342p:plain
これは家庭用製品を扱う営業に配属されると、どの食品メーカーでも感じることになると思います。

力仕事、いわゆる肉体労働が結構多いです。笑

内容は”商品陳列”です。

ダンボール運びます。笑

商品を陳列するシーンは様々です。

担当スーパーの新店ができる時、店舗で大きいイベントを行う時、新製品が導入される時などはメーカー担当者自らが現場にいって自社商品を陳列します。

大きいメーカーは資金があるので、力仕事は別会社に委託することもありますが、メーカー担当者として自ら行かなければいけないパターンもあります。

入社前にはこんなにダンボールを運ぶとは思いませんでした。笑

そういった意味では規模が大きく、儲かっている食品メーカーに就職する方が肉体労働は少ないと思いますので、要チェックです。

セミナーの座談会で社員に直接聞いてみるのもありだと思いますね。

②飛び込み営業は少ない

f:id:kazuki-iroiro:20200510162913p:plain
家庭用製品の営業に限った話かも知れませんが、飛び込み営業は少なくルート営業が多いです。

例えばレストランなどで使われる業務用製品をメインに扱っているメーカーは、お得意先が個人経営のレストランなども含まれるので、飛び込み営業をする機会が多いかも知れません。

私の入社前の営業イメージは、"スーパーに飛び込んで店長と話して製品を買ってもらう"というイメージだったので、大きなギャップを感じました。(良い意味で)

時間をかけて信頼関係を築いていく方が得意なので、その点はまじで良かったです・・。

担当の得意先と仲良くなってしまえばかなり仕事のストレスは無くなりますね。

③驚くほど理不尽なことがある

f:id:kazuki-iroiro:20200510163112p:plain
私は社会人の『仕事』に対して綺麗な商売のイメージを持っていたのですが、それは甘ったるい考え方でした。笑

食品メーカーに限らずとは思いますが、”驚くほど理不尽なこと”が多々あります。笑

食品メーカーの一例で言うと、約束していない請求書が飛んできり、優先的地位の濫用をされたり、と言った感じでしょうか。

食品業界の商売は、他業界と比べると商慣習やシステム、体質がかなり古いと感じます。

手書きの請求書やFAXでの注文など、思い描いていたイメージとはギャップを感じましたね。

④マーケティングは一握り

f:id:kazuki-iroiro:20200510163254j:plain
食品メーカーのイメージって"商品開発・マーケティング"が先行されがちですが、それは改めた方が良いのかなと思います。

社員数に占めるマーケティングの割合は思っているよりもかなり小さく、狭き門です。

経理や人事においても割合は小さく、やはり営業に占める割合が大きいですね。

"入社して2年〜3年営業を頑張ってマーケティングにいきたいです!"

と意気込む就活生がかなり多いのですが、マーケティングにはいけたらラッキーくらいに思った方がいいと思います。

それに営業よりもマーケティングの方がはるかに知識やスキルを求められる部門です。

就職活動のアドバイスになりますが、"将来的にマーケティングにいきたいです"とアピールする場合には、自分の私見を述べれるくらい企業研究をした方が良いですね!

私はとりあえず入社できればOKでしょ!と思っていたので"営業でも何でも頑張ります!"で面接を乗り切りました。笑

ギャップのまとめ

以上、4つのギャップを紹介しました。

【良かったギャップ】飛び込み営業は少ない
関係さえ築きればストレスが超少ない

【悪かったギャップ】泥臭い力仕事が多い
商品陳列がある
驚くほど理不尽なことがある
時には変な請求書だってくる
マーケティングは一握り
→基本は営業の割合が大きい

なんかこれを見ると

"え、食品メーカーって最悪じゃん!"

と思うかも知れませんが、そんなことはありません。笑

やりがいもありますし、福利厚生も会社によってですが優れていたりします。

どんな観点で企業選びをするかがかなり大事になりますね。

また記事にします!笑

今日はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございました!